はじめての炊き出し

変換 ~ 036
※決壊した堤防と田んぼ



移動販売車炊き出し支援協議会として、

はじめて炊き出しに行って参りましたので、

報告いたします。



■場所

行ってきた場所は、常総市相野谷町の一角

お店を営んでいる駐車場をお借りして炊き出ししてきました。

(※お店は水没の為、まだ再開していない状態です)



一般的にボランティアによる炊き出しは、

避難所をイメージされる方も多いでしょう。

実は自宅に戻り料理を一切作れない状態にありながら、

炊き出しが来ない地域がたくさんあります。

移動販売車炊き出し支援協議会としては、そのような場所へ行くべきと考え

今回おじゃましました。



まだイメージできないでしょうから一例を上げます。

この地域は1階が浸水しています。

災害からもうすぐ2ヶ月ですが、1階部分にもはもちろん寝泊りできず

2階で暮らしています。



その1階も泥を書き出し、部屋のすべてを外に出し、

今やっと、床と壁をはがし始める家も少ないないんです。

ライフラインの電気・ガス・水道もつながっておらず、

家で料理が作れる環境にありません。



私たちはそんな場所に行ってきました。

この場所での炊き出しははじめてだっただそうです。

変換 ~ 041
※炊き出しをはじめるとご近所の方が集まってきました。



■時期

この時期になると大通りを車で走っているだけでは、何も気づかず通り過ぎてしまうほど

ある程度復旧しているように見えます。

コンビニやほんの一部の飲食店は営業も再開しています。

しかしよく見ると大通りでさえ、そのほとんどは再開していませんでした。



炊き出しも、先日の連休まではよく来てくれたそうです。

それがここに来てグッと減っている、そんな話しを聞きました。



また今ぐらいの時期、ホッと一息つける時期にもなっているそうです。

ここまでは夢中で動いてきたが、一息つけると考えてしまう時間も出来てしまいます。

災害など思い出したりフラッシュバックなど、頭がおかしくなる人が一気に増えているそうなんです。



まだこの状況は1ヶ月程度続くことが予想されます。

お気持ちのある移動販売車の方、一緒に行ってもいいよとおっしゃってくれる方、

是非私、舟橋 謙一まで連絡ください。



今回の炊き出しは、お腹を満たす意味合いより、

精神的なケアの一面の方が大きかったかもしれません。

変換 ~ 039
※今回「えぇじゃん亭」の山口くんが亀山みそ焼きうどんを提供してくれました。



■ボランティア団体

今回私に声をかけてくれたのは、

愛知で災害支援と言えば大変有名なNPO法人の事務局長さんでした。

名前をレスキューストックヤードと言います。



災害があると現場に駆けつけ、何が今足らないか、

現場に張り付き政府など大きな団体がやれない行き届かない部分を

解決していっているのだとお見受けしました。



また同じようなNPO団体との橋渡し役も行っているようで、

今回おじゃました場所にもいろいろな立場の団体さんが

細かいケアをしていることがわかりました。



私は東日本大震災の時も炊き出しに向かい、

赤十字さんなどのご指示の元、500食から1000食の提供も行いました。

そこでは毎日炊き出しが行われ、私たちもその一部に組み込んでもらった形です。

しかしほんの少しだけ足を延ばすと炊き出しが全き来ない場所が、たくさんありました。



今回知り合ったレスキューストックヤードさんたちは、

私たちと同じような立ち位置でお考えでした。

500食1000食の炊き出しも大切だが、100食でもさらに意味のある炊き出しがある

しかも現場の「今」足らないことを知りうる立場でした。



その今が炊き出しだったようです。



しかし災害支援のプロ集団でも、炊き出しは行ったことがなく

やってみると大変だったそうです。

準備するものは多く、当日は忘れものだらけで悪戦苦闘。

たった100食程度でも大人数のスタッフで対応し何とかこなしたそうです。

そんな時期、私と知り合いました。



今回「亀山みそ焼きうどん」を約160食、2人で

予定より早く完売(無料です)しました。

同じ場所でカレーも150食用意しNPO法人の方々が、

10人以上で対応していましたが完売しませんでした。

移動販売車の炊き出し支援がお役にたつことがここでも証明されました。



ただ私が感動したのは、

はやりレスキューストックヤード・スタッフのみなさんの対応でした。



亀山みそ焼きうどんで並んでいるみなさんの横にピッタリつき、

「今何か困っていることありませんか?」など

自然な会話の中から、今ここで被災にあった方が何に困っているのか?

本当に上手に聞き出していたのです。



するとニコニコしながらも、みなさん心の内を赤裸々に話し始めるじゃないですか!

ほとんどは辛い話しばっかりで、私は聞いていて何度か目頭が熱くなりましたが、

負けない笑顔で話し続けました。

変換 ~ 042



今回募金の一部をつかわさせていただきました。

亀山みそ焼きうどんの材料など、20000円。

足らない分は、えぇじゃん亭の山口くんと、舟橋 謙一で出しました。



みなさんからの募金を今回はじめて使いましたが、

有意義な使い道だったと思います。



まだまだ支援は必要です。

出来れば関東地区の移動販売車の方々、

手を上げてくださると嬉しいです。



移動販売車炊き出し支援協議会
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